作者の藤井錦彩は1976年、四百年の歴史を誇る陶磁器の本場、佐賀県有田町に生まれる。人間国宝の井上萬ニ氏や現代の名工?川原留雄氏?金武自然氏など各界の第一人者に師事する。各工芸展では栄えある賞を数多く受賞し、作品は国内外の著名美術館にも収蔵されています。また、全国各地の美術館や百貨店で個展が開催され美術愛好家がつめかけています。
本作品の「金襴手様式釉裏彩」は、数え切れないほどの試行錯誤の末、独特の光沢を持つ精巧な図柄を完成させた、これまでの技巧を集約した作品です。作品の最大の魅力は、藤井錦彩が生み出した独創的な技法にあります。これまでの磁器の色絵は本焼き焼成した釉薬の上に絵具を重ねて焼付けるのが一般的ですが、本作品は透明な釉薬の下より鮮やかな色彩を発色させる「釉裏彩?ゆうりさい」という独自の技法で制作されており、一点のくもりもなく輝きわたる磁肌に仕上がっております。色調を微妙に変化させ、独特の「ぼかし」の手法を駆使しています。明確な輪郭線を入れず、色彩そのものの濃淡により対象を柔らかく「ぼかし」つつ、陰影を表現。また光沢ある磁肌の上に艶消しの金彩を用いて細密な絵付けで全体を仕上げ、花瓶の底面(高台)まで全て絵付けを施しており大変な手間と時間、研ぎ澄まされた技で完成させております。磁肌の奥深い光沢に比して、艶消しの金彩の組み合わせで、得も言われぬ優美さと存在感に仕上がっております。世界の各国主賓への贈呈品としても重宝されている逸品です。
麒麟は中国で聖者が現れる前に出現するといわれる想像上の動物です。古来中国では、亀?鳳凰?龍とともに四瑞と呼ばれ平和を守る象徴として神秘的な威力を持っているものとされています。古くから伝統的な文様として装飾品や調度品など多種多様にその意匠は用いられて愛好され、大変縁起が良いとされている吉祥文様です。
サイズ?高さ24.1cm 径17.6cm■釉裏彩金襴手様式の作品は、大変な手間と時間がかかるため、年間の制作数は約10点ほどで、全て1点物の希少な極上手となっております。■有田焼の陶芸作家の手造り?総手描きの作品です。※手造り?総手描きの為、寸法?色彩など若干異なることがあります。木箱の中に藤井錦彩の作陶歴と販売元を明記したカードをお入れしてお届けしております。■お取り扱い方法?磁器ですので特別なお手入れの必要はございません。■送料無料!熨斗?ギフト?木箱の蓋裏面への文字入れ承ります(記念品などの贈り物の際にご利用下さい)?作品はウコン布に包み木箱(桐箱)に入れてお届けします。木箱(桐箱)は、熟練した職人さんに特別注文で制作して頂いた格調高い木箱です。